二重整形埋没法について
二重整形埋没法とは、医療用の極細糸を皮膚の内側に通して二重を固定する方法です。
まぶたを切開しないため、傷跡が目立たず、腫れも少ないことが特徴です。
デザインやまぶたの厚さによって適した留め方は変わります。
詳しくはカウンセリングの際、医師にご相談ください。
手術方法
二重まぶた埋没法は、医療用の極細糸を皮膚の内側に通して二重を固定する術式です。
一重を二重にするのはもちろん、二重の幅を広げたり、左右差を改善したり、さらには軽度のたるみや眼瞼下垂の治療にも用いられます。
まぶたを切開しないため術後に傷跡が目立たず、施術時間も10〜20分と短いという特徴があり、さらに二重術のなかでは腫れが最も少ないことから大掛かりな手術に抵抗がある方にお勧めです。
また、留める数や留め方はさまざまあり、求める仕上がりや患者様のまぶたの状態などに合わせてご提案します。
このような方におすすめです

- 一重から二重にしたい
- 切開せず手軽に二重にしたい
- 腫れやダウンタイムを少なくしたい
- まぶたの脂肪があまり厚くない
おすすめの治療
2点止め埋没法 4点止め埋没法

- 生まれつきまぶた(眼瞼)が重い
- 目が開きにくい
- 目を開けるときに額にしわがよる
おすすめの治療
4点止め埋没法

- 片方が一重、片方が二重の方
- 他院で埋没法をしたが左右差が気になる方
- 二重の幅が左右で異なる
おすすめの治療
4点止め埋没法
二重まぶたのデザインについて
二重まぶたのデザインは、二重のラインが目尻に向かって幅が広がっていく「末広型」目頭から目尻までほぼ同じ幅でラインが続く「平行型」に分類されます。
どちらの場合も二重の幅や長さを気にされる方が多いのですが、実は、同じ二重の幅や長さでも目頭からの立ち上がりカーブによって印象が変わります。
立ち上がりカーブは最初の一点を目頭からどれくらいの距離で止めるかで決まりますので、当院では、細部まで妥協せず、その方に合った自然で美しい仕上がりを目指しています。
最近では、二重の幅を広くする「幅広平行二重」のご希望も増えています。
二重整形埋没法と切開法の違い
二重まぶたにする方法には「埋没法」と「切開法」があります。
埋没法は、まぶたを糸で留めて二重をつくる方法です。
まぶたを切らないため、切開法に比べてダウンタイムや安定までの期間が短いことが特徴です。
一方の切開法はメスによって皮膚を切開し、必要に応じて脂肪や筋肉などを取り除いて二重をつくる方法です。
主にまぶたが厚ぼったい方や二重を半永久的に持続させたい方に向いています。
※当院では切開法は行っておりません。
概要やリスク
入浴:長時間の入浴は腫れを長引かせる場合がありますので控えてください。
メイク:1週間後から可能です。
※通院回数は、術後の経過などによって異なります。
内出血:7日~14日程度
目の充血
目がゴロゴロする・違和感
しばらくの間は温泉やサウナは控えてください。
術後はコンタクトを使用できない期間があります。
コンタクトで視力矯正中の方はメガネをご準備ください。
※個人差がございます、あくまで目安とお考えください
二重整形埋没法の施術の流れ
STEP1
カウンセリング・シュミレーション

医師がまぶたの状態などを確認し、患者様の希望とまぶたの状態に合わせて適切な手術方法をご提案します。
STEP2
デザイン・麻酔

手術前にマーキングし、麻酔をかけます。
STEP3
施術

先端が細いメスで肌表面に小さく穴を開けることで、毛細血管を傷つけることなく、術後のダウンタイムが軽減されます。
また、皮下組織を一部除去し、結び目が露出することを防止します。
開けた穴に糸を通して、まぶたを留めます。
よくある質問
- 二重埋没法はどのくらいもちますか?
- 個人差がありますが一般的に3年~10年は持つと言われています。
4点どめ6点どめと、糸の結び目を多くすることで、より長持ちさせることが可能です。
- 二重埋没法は何回までできますか?
- 二重埋没法は何度でもできます。 しかし手術を行った回数だけ糸が上瞼眼にたまっていきます。
- 二重まぶた埋没法は施術時に痛みがありますか?
- 麻酔をする際に注射の痛みがありますが、麻酔をして行いますので痛みを最小限におさえることができます。
- 二重まぶた埋没法の術後の経過について教えてください。
- 腫れやむくみがおさまり、最終的な仕上がりに落ち着くまでに約1カ月かかります。
施術直後は麻酔による腫れが見られ、施術部も不自然な状態ですが、1〜2週間で腫れはおさまります。
さらに、1カ月ほどで二重のラインも安定します。
- ダウンタイムや腫れはありますか?
- 当院では、形成外科専門医が腫れにくい手術方法を一人一人にあわせてご提案いたします。
料金について
埋没法2点どめ
埋没法4点どめ
診療日について
執筆者情報

銀座小田クリニック院長・総院長
小田治範
・昭和29年1月、中国吉林省生まれ。
・吉林省延辺医学院、吉林医科大学を卒業。
・吉林省安図県第二病院外科に勤務。
・吉林医科大学生科学研究所で生化医学を中心に研究活動に専念。
・研究視野を広めるために韓国のソウル中央大学医学部へ入学。
東京の同仁病院副院長を務めた後、平成9年に医療法人社団医進会を設立して理事長に就任。
研究してきた、がんの免疫治療を国内でいち早く臨床に応用する他、独自に細胞培養を開発しNKM免疫療法を確立。
現在は、がんの超早期発見を掲げ、NKM免疫療法を中心に予防医療を実践。再生医療分野である幹細胞の基礎研究と臨床応用にも取り組んでいる。同時に地域密着の医療も併せて実践し、地域住民からの信頼も厚い。
活動範囲は国内のみならず韓国・中国にもわたり、韓国ではMFDS(韓国食品医薬品安全庁)の許可を日本の医療機関として初めて取得。
中国では北京301病院を中心とした複数の医療機関と提携、技術提供を行っている。
現在は中国海南島の医療特区にあるBOAO国際病院の院長も兼任している。