エクソソーム点滴は
このような方におすすめです
美容に関心がある方
エクソソームに含まれるEGFやFGFを代表とする成長因子(Grows Factor)は、肌の真皮層を構成する線維芽細胞などの細胞に対して、コラーゲンやエラスチンの産生を促進する役割があります。
これらの物質によって真皮層が満たされることで、肌にハリや艶が生まれ、美しい肌を手に入れる効果が期待されます。
神経変性疾患の患者様
物忘れや神経障害の治療に対して、エクソソームを用いた臨床研究が進められています。
健康な神経細胞から生成したエクソソームには、神経細胞の修復を促進する効果があると考えられており、神経細胞に由来する疾患(認知症や運動障害)に対する効果が期待されます。
がん治療を受けている患者様
がん細胞から分泌されるエクソソームには、がんの進行や転移に関与するシグナルが含まれていることが知られています。
そのため、がん治療において、がん細胞から単離したエクソソームを使用してがん細胞の増殖や転移を抑制することが試みられています。
関節炎などの炎症を伴う疾患を有する患者様
エクソソームは、炎症に関する様々な作用が報告されています。
例えば、炎症を抑制するシグナルを送るエクソソームがあることが知られています。
また、炎症細胞から分泌されるサイトカインやケモカインを減少させる効果も報告されています。
さらに、エクソソームには、炎症に関与する細胞や分子を抑制する機能があることが知られています。
例えば、マクロファージの活性化を抑制し、炎症を抑制することができます。
上記以外にも様々な効果が期待されますので、
関心のある方はお問合せ下さい。
最新医療・組織再生治療
エクソソームとは
エクソソームとは
エクソソーム(Exosome)とは、生物の持つほぼすべての細胞が放出する代謝産物の一つであり、
直径約50-150nmほどのごく小さなカプセル状の物質です。
このカプセル状の物質は、今から約30年前に発見され、長い間その役割は謎とされてきました。
それがここ最近の研究により、体内で様々な細胞の情報伝達に寄与していることがわかってきました。
エクソソームの表面は細胞膜由来の脂質やタンパク質で構成されており、内部には細胞由来の様々な成長因子や遺伝子鎖が含まれています。
そして近年、世界中の研究者たちはこのごく小さなカプセルに含まれる様々な物質について、広い分野で実に多くの研究結果を残してきました。
それは生体内のエクソソームから得られる情報を用いた新規の検査方法であったり、特定の疾病に対する医薬品開発や治療方法の探求、あるいは美容方面での美容医療や化粧品応用に至るまで、多くの国や企業がエクソソームの可能性に注目しています。
エクソソーム(Exosome)とは、生物の持つほぼすべての細胞が放出する代謝産物の一つであり、
直径約50-150nmほどのごく小さなカプセル状の物質です。
このカプセル状の物質は、今から約30年前に発見され、長い間その役割は謎とされてきました。
それがここ最近の研究により、体内で様々な細胞の情報伝達に寄与していることがわかってきました。
エクソソームの表面は細胞膜由来の脂質やタンパク質で構成されており、内部には細胞由来の様々な成長因子や遺伝子鎖が含まれています。
そして近年、世界中の研究者たちはこのごく小さなカプセルに含まれる様々な物質について、広い分野で実に多くの研究結果を残してきました。
それは生体内のエクソソームから得られる情報を用いた新規の検査方法であったり、特定の疾病に対する医薬品開発や治療方法の探求、あるいは美容方面での美容医療や化粧品応用に至るまで、多くの国や企業がエクソソームの可能性に注目しています。
エクソソームに含まれる生理活性物質
前述の通り、エクソソームには様々な生理活性物質が含まれています。
現在、医療分野において重要な意味を持つと考えられている物質は大きく分けて2種類が知られており、
ひとつはマイクロRNAと呼ばれる短い遺伝子鎖、そしてもうひとつが成長因子(Growth Factor)です。
マイクロRNA
臨床検査に応用されている物質で、生体内において特定の細胞間コミュニケーションに利用されています。
2022年に発表された国立がんセンターの研究結果では、ヒト血清から採取したエクソソームのマイクロRNAを解析する事で、膵がんや卵巣がん等を含む合計13種類の固形がんを高い精度で区別する方法が実証されました。
これはがん細胞の放出するエクソソームががんの浸潤転移に利用されていることを応用した技術であり、既に臨床検査の分野においてがんの早期発見に役立てられています。
成長因子
人工的に培養した細胞から特定の機能を持ったエクソソームを回収することで、生物由来原料として医療応用できる可能性があります。
自治医科大学では脂肪由来間葉系幹細胞のエクソソームを利用したリンパ浮腫治療法の開発が進められています。
既にマウスを用いた実験に一定の治療効果が示されており、症状の改善に加えてリンパ管の再生まで確認されています。
美容分野にではエクソソームを用いた化粧品や美容医療が出現しました。
エクソソームに含まれる成長因子にはEGF(上皮細胞増殖因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)などが含まれることから、皮下組織の再生を促す効果が期待されています。
前述の通り、エクソソームには様々な生理活性物質が含まれています。
現在、医療分野において重要な意味を持つと考えられている物質は大きく分けて2種類が知られており、
ひとつはマイクロRNAと呼ばれる短い遺伝子鎖、そしてもうひとつが成長因子(Growth Factor)です。
マイクロRNA
臨床検査に応用されている物質で、生体内において特定の細胞間コミュニケーションに利用されています。
2022年に発表された国立がんセンターの研究結果では、ヒト血清から採取したエクソソームのマイクロRNAを解析する事で、膵がんや卵巣がん等を含む合計13種類の固形がんを高い精度で区別する方法が実証されました。
これはがん細胞の放出するエクソソームががんの浸潤転移に利用されていることを応用した技術であり、既に臨床検査の分野においてがんの早期発見に役立てられています。
成長因子
人工的に培養した細胞から特定の機能を持ったエクソソームを回収することで、生物由来原料として医療応用できる可能性があります。
自治医科大学では脂肪由来間葉系幹細胞のエクソソームを利用したリンパ浮腫治療法の開発が進められています。
既にマウスを用いた実験に一定の治療効果が示されており、症状の改善に加えてリンパ管の再生まで確認されています。
美容分野にではエクソソームを用いた化粧品や美容医療が出現しました。
エクソソームに含まれる成長因子にはEGF(上皮細胞増殖因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)などが含まれることから、皮下組織の再生を促す効果が期待されています。
エクソソームに含まれる生理活性物質
エクソソームは生物の持つほぼ全ての細胞が生産する物質ですが、それゆえに由来する細胞種によってその中身が大きく異なります。
例えば神経由来の細胞に含まれるエクソソームからは、神経機能の分化や再生に適した生理活性物質が得られる一方で、がん細胞由来のエクソソームでは腫瘍の浸潤転移を引き起こす可能性のある生理活性物質が含まれる可能性があります。
ひと口にエクソソームと言っても、どのような細胞をどのように培養したかによって、得られるエクソソームの特性は千差万別です。
また、品質管理に関してもその特性に合わせて科学的に妥当な方法を探索する必要があり、課題要因の一つとされています。
エクソソームを臨床応用するためには、目的に適した細胞から得られたエクソソームを用いて、一定の効果が見込める量を回収して利用する必要があります。
上記のように、エクソソームは既にいくつかの疾患に対して科学的な妥当性が明らかになりつつあります。
今後、この細胞由来の小さなカプセルが特定の疾患に対して治療剤、あるいは医薬品としてどのように利用されていくのかに世界中の注目が集まっています。
エクソソームは生物の持つほぼ全ての細胞が生産する物質ですが、それゆえに由来する細胞種によってその中身が大きく異なります。
例えば神経由来の細胞に含まれるエクソソームからは、神経機能の分化や再生に適した生理活性物質が得られる一方で、がん細胞由来のエクソソームでは腫瘍の浸潤転移を引き起こす可能性のある生理活性物質が含まれる可能性があります。
ひと口にエクソソームと言っても、どのような細胞をどのように培養したかによって、得られるエクソソームの特性は千差万別です。
また、品質管理に関してもその特性に合わせて科学的に妥当な方法を探索する必要があり、課題要因の一つとされています。
エクソソームを臨床応用するためには、目的に適した細胞から得られたエクソソームを用いて、一定の効果が見込める量を回収して利用する必要があります。
上記のように、エクソソームは既にいくつかの疾患に対して科学的な妥当性が明らかになりつつあります。
今後、この細胞由来の小さなカプセルが特定の疾患に対して治療剤、あるいは医薬品としてどのように利用されていくのかに世界中の注目が集まっています。
エクソソーム点滴には
どんな効果がある?
エクソソーム点滴療法は、様々な効果が期待されています。具体的には以下のような効果が報告されています。
1.細胞の再生・修復を促進します
エクソソームに含まれる遺伝子断片(マイクロRNA)は細胞間の情報伝達に寄与することが知られています。
また、それらの遺伝子断片に加えて様々な成長因子を含んでいるため、修復を必要とする組織にこれらの成長因子を輸送することで、組織の修復を促進する効果が期待されます。
2.炎症を抑制することが期待されます
組織の損傷や免疫系の代謝産物よって誘導される炎症に対し、エクソソームが有効である可能性が期待されます。
エクソソームは免疫細胞の働きを抑制し、炎症を鎮静化するため、特定の疾患に対する治療効果が期待されています。
3.免疫系の調整に役立つ
エクソソームには、免疫系の調整に関するシグナルが含まれているため、
点滴によって投与されたエクソソームは免疫系の調整に役立つことが期待されます。
4.神経細胞の保護に役立つ
エクソソームには、神経細胞の成長や保護に関するシグナルが含まれているため、
点滴によって投与されたエクソソームは、神経細胞の保護に役立つことが期待されます。
小田クリニックのエクソソーム
は他院とここが違う!
当院では培養上清液を濃縮してフリーズドライ化し院内製剤として治療に役立てております。
一度の培養で幹細胞を10億細胞まで培養しますので、当院で培養した上清に含まれるエクソソームは濃度が非常に高く、各種疾患・美容に高い効果が期待されます。
さらに一連の工程は全て院内で実施しており、完成時には院内品質管理部で品質チェックを行ったものを使用していますので安心して治療を受けることが出来ます。
また、患者様のニーズに合わせて化粧品用に加工してお渡しするサービスも行っております。
執筆者情報
銀座小田クリニック院長・総院長
小田治範
・昭和29年1月、中国吉林省生まれ。
・吉林省延辺医学院、吉林医科大学を卒業。
・吉林省安図県第二病院外科に勤務。
・吉林医科大学生科学研究所で生化医学を中心に研究活動に専念。
・研究視野を広めるために韓国のソウル中央大学医学部へ入学。
東京の同仁病院副院長を務めた後、平成9年に医療法人社団医進会を設立して理事長に就任。
研究してきた、がんの免疫治療を国内でいち早く臨床に応用する他、独自に細胞培養を開発しNKM免疫療法を確立。
現在は、がんの超早期発見を掲げ、NKM免疫療法を中心に予防医療を実践。再生医療分野である幹細胞の基礎研究と臨床応用にも取り組んでいる。同時に地域密着の医療も併せて実践し、地域住民からの信頼も厚い。
活動範囲は国内のみならず韓国・中国にもわたり、韓国ではMFDS(韓国食品医薬品安全庁)の許可を日本の医療機関として初めて取得。
中国では北京301病院を中心とした複数の医療機関と提携、技術提供を行っている。
現在は中国海南島の医療特区にあるBOAO国際病院の院長も兼任している。