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フィナステリドは、薄毛の進行を防ぐAGA治療薬プロペシアのジェネリックとして処方されており、病院に通って処方してもらう他にも、インターネットを利用した通販やオンライン診療で購入することが可能です。
- 通販でフィナステリドを安い料金で購入できる方法はどれか?
- フィナステリドの個人輸入とクリニック処方に違いがあるのか?
- オンラインでフィナステリドを購入できるおすすめのクリニックはどれか?
クリニックのオンライン診療と個人輸入サイトの違いを比較し、通販でフィナステリドを購入したい人におすすめの購入方法を教えます。
さらにフィナステリドを安く購入したい人におすすめのクリニックや、クリニック選びのポイントも紹介します。
安全・有効性が確認されたフィナステリドが入手できる、オンライン診療対応のおすすめクリニックをピックアップしました。
クリニック名 | DMMオンライン |
クリニックフォア |
Dr.AGAクリニック |
---|---|---|---|
フィナステリド単剤の料金 |
1ヶ月あたり 1,000円※1 >>初回6ヶ月無料 |
1ヶ月あたり 1,049円※3 >>初回6ヶ月無料 |
1ヶ月 3,190円 >>初月980円 |
フィナステリド+ミノキシジルの料金 |
1ヶ月あたり 1,861円※2 >>初回6ヶ月無料 |
1ヶ月あたり 1,851円※4 >>初回6ヶ月無料 |
1ヶ月 9,790円 >>初月980円 |
総括 | 単剤処方であれば12ヶ月の定期プランを適用し、1ヶ月あたり1,000円代で続けることが可能。 | 12ヶ月の定期プランがあり、単剤処方は1ヶ月あたり1,000円代。ただし診療時間は限られる。 | 初月の処方は980円。2ヶ月目からは2,900円~の費用で続けられる。 |
公式サイト |
※1 12ヶ月プランキャンペーン適用後の料金総額12,000円。決済ページでクーポンコード「docfina」を入力。
※2 12ヶ月プランキャンペーン適用後の料金総額22,332円。決済ページでクーポンコード「docaga」を入力。
※3 12ヶ月プランキャンペーン適用後の料金総額12,584円。決済ページでクーポンコード「YOBO2024C」を入力。
※4 12ヶ月プランキャンペーン適用後の料金総額22,212円。決済ページでクーポンコード「AGA2024C」を入力。
フィナステリドの処方を行っているオンライン診療対応クリニックの中には、診察料が無料で、キャンペーンを利用すると月1,000円程度の料金で処方を受けられるクリニックもあります。
さらに、最短当日には手元に薬が届くため、すぐに服用を開始したい人にもおすすめです。
フィナステリドを通販で購入するなら、まずはオンライン診療対応でキャンペーンが利用できるクリニックを選び、費用を抑えながら手軽に正規品のフィナステリドを処方してもらいましょう。
フィナステリドの通販での購入は個人輸入・クリニックのどちらがおすすめ?
フィナステリドは医師による処方が必要な医薬品で、処方箋のない薬局やドラッグストア、楽天やAmazonなどのネット通販では購入できません。購入方法はいくつかありますが、個人輸入の通販サイトを利用するのではなく、クリニックのオンライン診療で処方を受けるのがおすすめです。
クリニックのオンライン診療であれば、自宅で手軽に安全性・有効性が確認されたフィナステリドを低価格で購入することができます。
オンライン診療と個人輸入の通販サイトで購入するフィナステリドの違い
個人輸入の通販と医療機関のオンライン診療で処方を受ける方法は全く異なる入手方法で、特に安全性の面で違いがあります。
オンライン診療 | 通販 (個人輸入) |
|
---|---|---|
安全性・効果効能 | 確認済 | 確認されていない →偽造品の可能性あり |
届くまでの日数 | 最短当日発送 ~3日程度で届く |
海外から1~2週間程度で届く |
値段 | 1,000円~3,000円 | 2,000円~8,000円 |
受け取り方法 | クリニックによっては選べる | 自宅配送 |
- 品質・有効性が確認されていない
- 効果が得られない場合がある
- 健康被害を引き起こすリスクがある
- 偽物の商品の可能性がある
- 副作用が起きた時のフォローが受けられない
フィナステリドは医師からの処方が正規の購入方法で、個人輸入サイトでの通販は正規ルートではありません。
個人輸入の通販サイトで購入できるフィナステリドは国内の品質チェックが行われていないため、偽造品や品質に問題がある薬が手元に届く場合があります。偽造品には、服用後に健康上の被害が起きる危険性や、効果を得られない可能性があります。
また、個人輸入の通販は重篤な副作用が起きた際のサポートがないので、健康被害もすべて自己責任です。
参考:偽造医薬品及び指定薬物に対する 厚生労働省の取り組み|厚生労働省医薬食品局
参考:医薬品副作用被害救済制度|独立行政法人医薬品医療機器総合機構
個人輸入の通販サイト・クリニックのフィナステリドの料金比較
クリニックで処方されるフィナステリドと個人輸入で購入するフィナステリドでは、費用負担も異なってきます。
個人輸入の通販サイトのフィナステリドは2,000円~8,000円程度の料金設定が多いです。
一方でオンライン診療による処方は、クリニックによって月1,000円程度で継続でき、初月数ヶ月分0円というキャンペーンも行われています。
実際に主なオンライン対応のクリニックと個人輸入サイトのフィナステリドの料金を比較してみると、以下のようになります。
クリニック名 | 料金 |
---|---|
DMMオンラインクリニック | フィナステリド:1ヶ月あたり
1,000円※ 12ヶ月定期プランなら初回6ヶ月分無料 |
クリニックフォア | フィナステリド:1ヶ月あたり
1,049円※ 12ヶ月定期プランなら初回6ヶ月分無料 |
Dr.AGAクリニック | フィナステリド:初月980円 2ヶ月目以降:3,190円/月 |
※クーポン利用の価格です。
通販サイト名 | 料金 |
---|---|
オオサカ堂 | フィナロイド:2,890円 プロペシア:7,675円 |
お薬なび | フィンペシア:1,520円 |
くすりエクスプレス | フィンペシア:1,560円 |
アイドラッグストアー | フィンペシア:1,590円 |
クリニックの場合でも、クーポンなどを活用することで、個人輸入よりも少ない費用負担でフィナステリドを購入することができます。
またクリニックでは定期配送も利用できるため、毎月の購入手続きの手間もありません。
通販よりも安い料金でフィナステリドを入手できるオンライン診療はメリットが多いです。
フィナステリドはオンライン診療で購入するのがおすすめ
- 安全・効果効能が確認されたフィナステリドの処方を受けられる
- 最短当日にフィナステリドが届く
- 国の救済制度を受けられる
- 服用方法・副作用など医師に相談できる
オンライン診療で医療機関から処方されるフィナステリドは、安全性や有効性の確認・品質の管理がされており、通販のように偽造品の可能性があるような危険な商品が届くリスクはありません。
また、フィナステリドを服用して万が一重篤な副作用や健康上の被害が起きた場合、医師にすぐに相談でき、場合によっては国の救済制度を受けられることもあります。
- WEB予約・問診票の記入
- ビデオ通話で医師の診察を受ける(10~15分程度)
- 決済後にフィナステリドが発送される
クリニックによっては24時間診療を行っている場合もあるため、忙しい人でも気軽に受診しやすいです。
また、料金の決済後は当日から2日程度でフィナステリドが発送されるため、すぐにAGA治療を開始したい人にもおすすめです。
オンライン診療で処方を受けると、クリニックによっては最短で診療を受けた当日、平均でも2~3日以内にフィナステリドが届きます。個人輸入の通販を利用する場合は海外から送られてくるため、手元に届くまで1ヶ月近くかかることもあり、オンライン診療の方がかなりスムーズです。
自宅だけではなくコンビニ受け取りや配送営業所受け取りなど選べるクリニックもあり、周りにバレず、かつスムーズにAGA治療が始められます。
クリニックのオンライン診療による処方は、正規ルートで品質チェックが行われているため、通販のような危険性はありません。
料金の面でも初月キャンペーンや定期配送の割引が多くのクリニックで行われているため、安い料金でフィナステリドの処方を受けたい人にもおすすめです。
通販でフィナステリドを購入する際のクリニックの選び方
オンライン診療でフィナステリドの処方を受けるクリニックは以下の3つをポイントに選びましょう。
フィナステリドの料金に加え、配送料、診察料のトータル費用が安いクリニックだと継続しやすいです。
- 薬代:2,000円前後
- 配送料:500~1,000円
- 診察料:0~5,000円
オンライン診療が行われているクリニックの中には、初回数ヶ月分0円のキャンペーンや、定期配送の割引を実施している場合もあります。
月々1,000円程度という安い料金でフィナステリドの服用を継続できるクリニックもあり、できるだけ安い料金で継続できると薄毛治療の効果をキープしやすいためおすすめです。
オンライン診療で処方を受けたフィナステリドがいつ届くのかは、クリニックによって異なります。
自宅にフィナステリドが届くまで平均2~3日はかかる場合が多いですが、早ければ診療を受けた当日に手元に届くクリニックもあります。
配送の手配が早いオンラインクリニックだと、すぐにAGA治療を開始できるためおすすめです。
オンライン診療の受付時間が長いクリニックであれば、仕事終わりや仕事の合間などスキマ時間で医師による診察が受けられます。
クリニックによっては24時間いつでも医師の診察を受けられることもあり、年に1回程度必要になる定期診療の際も時間の調整がしやすいためおすすめです。
フィナステリドを通販で安く購入したい方におすすめのAGAクリニック
治療プラン | 料金 |
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おうちAGA 予防プラン 1mg30錠 |
12ヶ月定期プランなら初回6ヶ月分無料 1ヶ月あたり 1,000円※1 |
おうちAGA 発毛ライトプラン フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg30錠 |
12ヶ月定期プランなら初回6ヶ月分無料 1ヶ月あたり 1,861円※2 |
国内製フィナステリド1mg | 定期配送1ヶ月あたり4,299円/月 |
※1 12ヶ月プランキャンペーンの適用後の料金です。決済ページにてクーポンコード「docfina」を入力します。
※2 12ヶ月プランキャンペーンの適用後の料金です。決済ページにてクーポンコード「docaga」を入力します。
DMMオンラインクリニックでは、フィナステリド単剤の「予防プラン」とミノキシジルがセットになった「発毛ライトプラン」が初回6ヶ月間0円になるキャンペーンを実施しています。
DMMオンラインクリニックは診察料が無料なので、治療薬代と送料だけでフィナステリドの処方を受けられます。
また、24時間いつでもオンライン診療が受けられた、フィナステリドの追加配送の手続きがLINEでできるため、時間と手間をかけたくない人に向いているオンラインクリニックです。
なお、DMMオンラインクリニックが取り扱っている海外製のフィナステリドは、独自の検査によって安全性と有効性が確認されています。
診察料・送料 | 診察料:無料 送料:550円 |
---|---|
オンライン診療時間 | 平日24時間 土日祝24時間 |
オンライン診療の方法 | 専用ページ(アプリ不要) |
受取方法 | 自宅・コンビニ・宅配便ロッカーPUDO・ヤマト運輸営業所 |
サポート体制 | ・全額返金保証 ・解約手数料なし |
AGA治療薬の発送 | 最短当日到着 |
公式サイト | https://clinic.dmm.com/ |
治療プラン | 料金 |
---|---|
予防プラン フィナステリド単剤 |
12ヶ月定期プランなら初回6ヶ月分無料 1ヶ月あたり 1,049円※1 |
発毛ライトプラン【合剤】 フィナステリド+ミノキシジル合剤 |
12ヶ月定期プランなら初回6ヶ月分無料 1ヶ月あたり 1,851円※2 |
国内後発品 | 6,919円/月 |
クリニックフォアでは、定期配送のキャンペーン割引を利用すると、フィナステリドを1ヶ月あたり1,049円で処方してもらえます。
フィナステリドとミノキシジルの2つの成分が1つになった錠剤もあり、定期配送の場合は1ヶ月あたり1,851円です。
クリニックフォアは予約の空き状況によっては、最短当日15分後のオンライン診療が可能なため、時間を見つけてすぐに受診できます。
診察料・送料 |
診察料:無(処方無しの場合は診察料1,650円) 送料:550円 |
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オンライン診療時間 |
平日9:00~20:15 土日9:00~18:30 |
AGAオンライン診療の方法 | ビデオ通話・通話 |
受取方法 | 自宅受け取りのみ |
サポート体制 | 全額保証制度あり |
AGA治療薬の発送 | 最短翌日到着 |
公式サイト | https://www.clinicfor.life/telemedicine/aga/ |
クリニックフォアの診察前に、「050-」から始まる電話番号から着信があります。
クリニックからの予約確認となるため、必ず着信に応じましょう。
※万が一着信に応じられなくてもクリニックから何度か電話が来るため安心してください。
治療プラン | 料金 |
---|---|
内服薬1種類 (フィナステリド) |
初月980円 2ヶ月目以降:3,190円/月 |
内服薬2種類 (フィナステリド・ミノキシジル) |
初月980円 2ヶ月目以降:9,790円/月 |
Dr.AGAクリニックでは、フィナステリド単剤プランやミノキシジルとのセットプラン、内服薬2種類+外用薬のプランがあり、いずれのプランも初月980円から始められます。
Dr.AGAクリニックでは、フィナステリドとミノキシジルを主成分としたオリジナルAGA治療薬BIRTHの処方を受けられます。
治療を長期間継続すると割引が適用され、2年目以降は通常料金の30%OFFで治療が可能です。
なお、Dr.AGAクリニックには、AGA治療薬で効果を実感できなかった場合には全額返金保証サービスがあり、手厚い保証が受けられます。
診察料・送料 | 診察料:無料 送料:550円 |
---|---|
オンライン診療時間 | 10:00~22:00 |
オンライン診療の方法 | 不明 |
受取方法 | – |
サポート体制 | ・全額返金保証 |
AGA治療薬の発送 | 不明 |
公式サイト | https://drskinclinic.jp/ |
フィナステリド(プロペシアジェネリック)の薄毛への効果と種類による違い
フィナステリドが作用する頭皮の範囲や、他の治療薬と比較した際のメリット・デメリットをまとめているので、自分のAGAの症状に適している治療薬かどうか確認しましょう。
フィナステリドが薄毛を防ぐ仕組み
AGAは男性ホルモンの一種「テストステロン」の働きが原因で発症します。
テストステロンが頭皮にある「還元酵素5αリダクターゼ」と結合すると、頭皮に悪影響を与える男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」に変化し、毛髪の成長サイクルが乱れてAGAが進行します。
フィナステリドは、テストステロンの働きを抑えることで、ジヒドロテストステロンの生成を妨げ、AGAの悪化を予防してくれます。
髪のボリュームダウンが少し気になり始めた段階のAGAの初期もしくは中期の人に向いている薬で、フィナステリド1mgを5年間服用継続した日本人男性の99.4%が効果を得られたという結果が出ています。
フィナステリド(プロペシアジェネリック)の成分は、日本皮膚科学会がAGA治療の方針を定めたガイドライン(※)では、推奨度の高い治療法(推奨度A)として紹介されています。
AGAの初期段階から治療に用いられることが多いですが、クリニックによって取り扱っているメーカーや価格、1度に処方してもらえる量は異なります。
フィナステリドと先発品の違いや国内製と海外製の違いを解説
2005年に国内で承認された先発医薬品が「プロペシア」、その後発売されたジェネリック(後発医薬品)は「フィナステリド」または「フィナステリド錠」と呼びます。
フィナステリド | プロペシア | |
---|---|---|
分類 | 先発医薬品 | 後発医薬品 (ジェネリック) |
販売開始時期 | 2015年~発売 | 2005年発売 |
有効成分 | ||
製造 | 国内正規品はサワイ・ファイザーなど11社が製造(国内未承認の海外製もある) | オルガノン社1社が製造 |
特徴 | プロペシアの7割程度の価格で購入できる | 発売時期が早く治療例が多い |
ジェネリック医薬品のフィナステリドと先発品のプロペシアは、有効成分の種類や量、品質・有効性・安全性は同等で、AGA治療の効果に違いはありません。
薬の値段はジェネリックのほうが安く、プロペシアの70~90%程度の値段で処方を受けられます。
ジェネリックとは、先発品の特許期間が過ぎた後に発売される後発医薬品です。
これまでに、ファイザー社・沢井製薬株式会社・東和製品株式会社などの多くの医薬品メーカーから、プロペシアのジェネリックであるフィナステリドが発売されています。
フィナステリドとプロペシアは、コーティング剤など添加剤が異なる場合がありますが、安全性・有効性に違いが生じないことが確認されています。
後発品でもAGA治療の効果は変わらないので、料金面を重視する人はフィナステリドの方が向いています。
海外で製造されているフィナステリドには、インド製造のフィナロやフィンペシア、フィリピン製造のフィナロイドなどがあり、いずれも国内産のものと有効成分は同じです。
ただし、海外製のフィナステリドは日本で未承認となっており、個人輸入されたものは有効性・安全性が確認されていません。
個人輸入の通販で販売されている海外製のフィナステリドは、効果を得られなかったり、健康被害を引き起こしたりするリスクがあるため避けるようにしましょう。
医療機関で取り扱っている海外製のフィナステリドは、独自の成分検査を実施しているクリニックもあります。
検査を通った海外製のフィナステリドは、通販のものとは異なって有効性・安全性が確認されているため、料金面を重視している人にはおすすめです。
フィナステリドと他のAGA治療薬を比較
フィナステリドとデュタステリドは抜け毛を予防するAGA治療薬、ミノキシジルは発毛を促進するAGA治療薬です。
効果の感じ方も異なりますが、料金の相場も異なるので、フィナステリドの購入を決定する前に他のAGA治療薬と簡単に比較してみてください。
フィナステリド | デュタステリド | ミノキシジル | |
---|---|---|---|
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薬の種類 | カプセルや錠剤のみ | カプセルや錠剤のみ | 錠剤または外用薬 |
効果 | 脱毛抑制 →守りの薬 |
脱毛抑制 →守りの薬 |
発毛促進 →攻めの薬 |
血中半減期※ | 約6~8時間 | 約4週間 | 45時間 |
料金相場 | 4,000~8,000円/月 | 7,000~10,000円/月 | 5,000~8,000円/月 |
おすすめの人 |
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※血中半減期とは、血液中の薬物濃度が半分に減少するまでの時間を指します。血中半減期が長いほど効果も長く持続します。
フィナステリドとデュタステリドはどちらも抜け毛を予防するという点では同じですが、AGAへの治療効果と副作用のリスクの高さに違いがあります。
どちらもAGAの原因となる還元酵素5αリダクターゼの作用を妨げる薬ですが、還元酵素5αリダクターゼはⅠ型・Ⅱ型の2種類あり、フィナステリドとデュタステリドは作用する種類が異なります。
- Ⅰ型 → 全身の皮脂腺(頭部は側頭部・後頭部に多い)に分布
- Ⅱ型 → 前頭部・頭頂部に多く分布
フィナステリドは生え際・頭頂部に影響しているⅡ型の5αリダクターゼを阻害する一方、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型という体全体の5αリダクターゼを阻害します。働きかける頭皮の範囲デュタステリドの方が広くなるので、頭全体の薄毛を治療したい方はデュタステリドが向いています。
一方、デュタステリドは体全体の5αリダクターゼを阻害し、有効成分が血中に留まる時間も長いことから、体への影響も大きく、副作用を発症しやすいというデメリットがあります。初めてAGA治療薬にチャレンジする方は、フィナステリドの方が始めやすいです。
副作用・効果・費用に違いがあるフィナステリド・デュタステリドは以下の基準で選びましょう。
- フィナステリド → 副作用・費用を抑えて薄毛治療をしたい
- デュタステリド → とにかく薄毛治療の結果を求める
デュタステリドはフィナステリドに比べると、薄毛治療効果だけではなく副作用リスクや費用も高くなります。
フィナステリドは安いクリニックであれば月1,000円程度で処方を受けられるのに対し、デュタステリドの相場は月7,000円程度です。
どの治療薬にするか迷ったときは、安く継続でき、副作用が少ないフィナステリドがおすすめです。
ミノキシジルは、頭皮の血行促進・毛母細胞の活性化によって発毛を促進するAGA治療薬です。
ミノキシジルは抜け毛を予防するフィナステリドとは異なり、発毛を促進します。
フィナステリドはあくまで抜け毛予防・現状維持が目的のAGA治療薬です。今の毛の状態をキープするだけではなく毛量を増やしたい人は、ミノキシジルとの併用がおすすめです。
A抜け毛予防ができるフィナステリドと、発毛促進効果があるミノキシジルの2種類を服用することで、効率的に薄毛治療ができます。
AGAの症状が軽度の場合や、薄毛の症状は強くはないが予防としてAGA治療薬を服用したい場合は、フィナステリドだけでも抜け毛予防はサポートできます。
- フィナステリド単剤(予防プラン) → 薄毛予防・現状維持をしたい人
- フィナステリド+ミノキシジル(発毛促進プラン) → 薄毛予防と積極的に発毛も実感したい
フィナステリドの服用方法と継続する目安期間
フィナステリドは1日1回、1錠を水で服用し、飲み忘れた場合は気付いた時点で1錠服用します。
服用時間に決まりはありませんが、毎日一定の時間帯に服用することで、AGA治療の効果を安定させることが可能です。
錠剤を分割・粉砕して服用した場合の安全性や効能が確認されていないため、錠剤を分割・粉砕して服用することは製薬メーカーから禁止されています。自己判断で服用量を調整しようとして錠剤を分割することはやめましょう。
1日の摂取量の上限は1㎎と定められています。
1日に1㎎以上を服用しても、抜け毛予防効果が高まるという医学的なエビデンスがなく、反対に副作用のリスクが高まるため推奨されていません。
プロペシアや国内正規品のフィナステリド錠は、有効成分の配合量が異なる1㎎と0.2㎎が販売されています。また、厚生労働省の認可を受けていない海外製のものは5㎎も販売されています。
フィナステリドの量による効果を比較した試験(※1)では、0.2㎎よりも1㎎を継続摂取したグループの方がAGAの進行の改善効果があったことが分かっています。
また、0.2㎎と1㎎で副作用の発生率に差は認められなかったため、より効果が大きい1㎎を処方するのが一般的です。
フィナステリドを服用してから抜け毛の減少を実感できるまでは6ヶ月程度かかるため、服用の継続が必要になります。
フィナステリドは服用中のみ薄毛予防の効果をもたらす薬で、服用を中止すると薄毛が再び進行する可能性が高いです。
そのため、費用の安さや手間の少なさなど、フィナステリドを継続しやすい条件が揃っている入手方法を選びましょう。
クリニックのオンライン診療によるフィナステリドの処方は、費用面と手間の少なさの面で継続しやすいためおすすめです。
オンライン診療の場合、フィナステリドの定期配送プランがあり、注文の手間がなく一定期間で自動的に薬が配送されるので、通販を利用する感覚で気軽に購入できます。
また、定期配送の場合割引も充実しており、クリニックによっては月1,000円程度という安い料金で処方を受けられるためおすすめです。
服用前に知りたいフィナステリドの副作用と禁忌事項
フィナステリドは以下の副作用が起きるリスクがあります。
- 初期脱毛
- 勃起不全
- 性欲減退(リビドー減退)
- 精液量減少
- 射精障害
- 肝機能障害
- 発疹
など
ただし、試験結果によるとフィナステリドの服用で起きる副作用の発現率は1.1%と高くはないことがわかっています。
起こりうる症状として性欲減退・勃起機能不全・射精障害・精液量減少などの男性機能障害が挙げられます。
また、フィナステリドは肝臓で分解されるため、負担がかかって肝機能障害を引き起こすリスクもあります。
フィナステリドを服用して何かしらの副作用が起きた場合、服用継続が可能なのか服用を停止する必要があるかは医師の判断が必要になります。
自身の判断でフィナステリドの用量を変更したりする行為はNGです。
上記の副作用以外にも、フィナステリド服用後に初期脱毛が起きる可能性もあります。
初期脱毛はフィナステリドの服用によって毛母細胞が活性化し、新しい髪の毛に生まれ変わる過程で起きる症状です。
初期脱毛は服用開始後10~14日程度で起きやすく、発症から1~2ヶ月程度で落ち着くケースが多いです。
初期脱毛はフィナステリドによる薄毛治療の効果が現れている証拠なので過度に心配する必要はありませんが、症状が強い場合や長い期間続く場合は医師に相談しましょう。
オンラインクリニックの中には、フィナステリドの服用によって副作用が起きた時、医師の診察や支払った費用を全額返金してもらえるクリニックがあります。
そのようなオンラインクリニックであれば、初めてフィナステリドを服用する人や副作用が心配な人でもリスクが少なく処方を受けられるためおすすめです。
フィナステリド服用中の注意点
- 服用に献血はできない
- アルコールと一緒に服用すると副作用のリスクが高まる
- 併用禁忌薬は特にない
- 妊活中の服用に対する見解はクリニックによって異なる
フィナステリドの成分は、未成年・女性への安全性が確認されていないため、服用期間中に献血を受けるのは控えましょう。
また、妊活中の男性がフィナステリドを服用してもいいかどうかは、クリニックによって見解が異なります。
フィナステリド1mgの服用を6週間継続した時に成分が精液に溶け出す量は、投与量の0.00076%以下と極めて微量であるため、妊活中に服用しても問題ないというクリニックもあります。
ただし、多少なりとも精液に影響はあるので、リスクを回避したい人は服用を控えましょう。
フィナステリドを服用できない人
フィナステリドは以下に該当する場合、安全性が確認されていないため服用は禁止されています。
- 成分の過敏症既往歴がある人
- 女性
- 肝機能障害のある人
- 20歳未満の男性
女性はフィナステリドを服用するとホルモンバランスが乱れ、妊娠に必要な機能が損なわれる可能性があります。
また、妊娠中の場合は男性胎児の生殖器の奇形が起きる場合があるため、服用だけではなく錠剤に振れるのも厳禁です。
フィナステリドは正規ルートで薬剤の処方を受けられるオンライン診療がおすすめです!
オンライン診療で取り扱っているフィナステリドは、個人輸入の通販と異なり、安全性や有効性が確認されているためです。
また、副作用が起きた時に診察を受けられたり、支払った費用を全額返金してもらえたりと、サポートが手厚いのもポイントです。
クリニックによっては初月キャンペーンや定期配送割引などで、通販よりも安い料金でフィナステリドを入手することができるため、まずはカウンセリングを受けてみましょう。