つむじはげはAGA?頭頂部薄毛の治し方や髪型の隠し方解説

つむじはげとは頭頂部の薄毛が進行している状態を指しており、「頭頂部はげ」「てっぺんはげ」などとも呼ばれています。

つむじはげはAGA・薄毛の代表的な症状のため、「最近つむじが薄くなってきた」「頭頂部の薄毛を周囲から指摘されてしまった」などと悩む男性は多いです。

当記事では、つむじはげ(頭頂部薄毛)の主な原因とされるAGAのメカニズムや、つむじはげがAGAかどうかの見分け方・基準、進行度別で推奨される対策方法を解説します。

つむじはげに用いるAGA治療法・治療薬の効果や種類、つむじはげをAGA治療で改善するメリットを理解しておきましょう。

つむじはげ(頭頂部薄毛)の主な原因とAGAの関係性

頭頂部周辺の薄毛が進行していく「つむじはげ」と呼ばれる症状は、基本的にAGA(男性型脱毛症)の可能性があります。

つむじはげの原因はAGA(男性型脱毛症)であるケースが多い

つむじはげの原因がAGAであるケース

AGAは成人男性特有の男性型脱毛症で、前髪の生え際から薄くなる・つむじ部分から薄くなるため、つむじはげはAGAの典型的な症状に該当します。

AGAは進行性の脱毛症のため、放っておくと抜け毛は進行し年々毛量は減少していきます。

つむじはげの進行具合

脱毛の進行度が高ければ高いほど、AGAを改善するために時間や治療費用がかかるため、抜け毛・薄毛が気になり始めた時点で、早期に対策することが大事です。

ストレスや生活習慣の乱れでつむじがはげるケースもある

つむじはげの原因2

つむじはげの原因として、AGA以外では以下の理由が挙げられます。

  • 生活習慣の乱れ
  • 過度なストレス
  • 紫外線による日焼け
  • 誤ったヘアケア
  • 頭皮の血行不良

睡眠・運動不足や栄養バランスの偏りなどの生活習慣の悪化やストレスによって、自律神経やホルモンバランスが乱れてしまい、薄毛が進行することによるつむじはげに繋がります。また、紫外線による頭皮・毛髪へのダメージや、シャンプー等のヘアケア方法の誤りによる負担などの外的要因も、抜け毛を増加させる原因となり得ます。

生活環境や外的要因のみでつむじがはげていくケースもありますが、AGAと併せて影響している可能性があり、抜け毛・薄毛に繋がりそうな生活習慣の改善などの対策は必要不可欠です。

AGA治療におすすめのクリニックや、AGAの治療方法別の効果や費用を、下記の記事に掲載しています。
内服薬によるAGA治療から、注入治療、植毛など様々な治療方法の概要を知ることができます。

自分のつむじはげがAGAなのか見分けるためのチェック方法

つむじ・頭頂部の薄毛が気になり始めたとしても、AGAの一種であるつむじはげ(頭頂部薄毛)かどうかは頭皮・頭髪の症状や進行度によって異なります。

自分のつむじはげの状態はAGAに該当するか、4つのセルフチェック方法を紹介します。
チェックする時は、つむじ部分を撮影して写真で確認することと、一定期間ごとに撮影し写真を残しておけば進行状態を確認できます。

つむじ部分の地肌が透けて見えるかをチェック!

頭頂部の髪の薄さがAGAかどうかを見分ける1つ目の基準は、頭頂部周辺の地肌が見えるかどうかです。

つむじはげやAGAを疑うキッカケは「つむじ部分の薄毛が気になり始めた」という理由の方がほとんどだと思うので、一番チェックしやすい見分け方ではないでしょうか。

つむじの中心部分の地肌が見えるのは正常な状態ですが、中心だけでなく周辺の地肌まで透けて見えてしまっている場合には、つむじはげやAGAの可能性が高いです。

正面からの見た目もチェックを

上から見た時ではなく、正面から見た時に頭頂部の地肌の透けや薄毛が気になる場合には、AGAが比較的進行している状態だと判断して良いです。
もっと詳しいAGAの見分け方と症状について解説した記事も合わせて確認しておきましょう。

つむじ部分の地肌の色をチェック!

つむじの地肌の色によるAGAチェック

正常な頭皮は白色・肌色をしていますが、地肌が赤みがかっている場合や茶色っぽい場合はつむじはげやAGAの可能性が高いです。

つむじ部分の地肌が赤くなっているのは、頭皮の乾燥や炎症などが起こっており、頭皮環境が悪化している証拠です。皮脂が原因で菌が繁殖している、肌の乾燥によって肌のバリアが壊れているなど、様々なケースが考えられます。

また、つむじ部分の地肌が茶色っぽくなっているのは、紫外線の影響を受けて頭皮が日焼けし、そのダメージによって乾燥や炎症が引き起こされているということが懸念されます。

頭頂部の地肌の色が正常でない場合には、AGAかどうか以前に何かしらの頭皮の疾患や頭皮トラブルなどが薄毛の原因となっているケースも多いです。頭皮の赤みのほかに、フケやかゆみなどの症状が見られる場合には脂漏性皮膚炎なども考えられます。薄毛に直結する疾患ではありませんが、頭皮を掻くことで毛が抜けてしまうこともあるので注意してください。

赤みがかった頭皮は皮膚炎の可能性も

つむじの地肌の色が正常ではないと判断される場合には、まずは頭皮を清潔にするように心掛け、それでも改善されなければ一度クリニックや皮膚科を受診してみるのがおすすめです。

つむじ周辺の髪の太さ・長さをチェック!

つむじはげを髪の太さ・長さで見分ける方法

AGAは頭頂部のつむじや額の生え際から進行していくので、毛が抜けやすくなる、毛髪が十分に成長せずに細く短くなる、などのAGAの代表的な症状はつむじ周辺から見られるようになるケースも多いです。

正常であればつむじと他の部分の毛髪の太さや長さは同じなので、AGAの影響を受けにくい側頭部や後頭部の毛と比較して細さや短さが気になるなら、AGAが進行してつむじはげの状態になっていると考えられます。

頭頂部周辺の髪の毛が弱っていないか確認

つむじ周辺の毛が弱って細く・短くなってしまうと頭頂部のボリュームがなくなってしまうため、正面から見た際にも髪の薄さを感じやすくなります。

つむじ周辺の毛の流れをチェック!

つむじ周辺の毛の流れによるAGAチェック

正常な状態だと、つむじ部分の毛の流れがはっきりしている場合が多く、大抵は左右どちらかに渦を巻いていますが、つむじはげと呼ばれる状態になると毛量が少なくなる上に、1本1本の毛髪自体が細く・短くなるため、渦を巻きにくくなり直線状に流れる状態になります。

以前よりもつむじが渦巻いていない、毛の流れが分かりにくくなったという方は、AGAによるつむじはげの疑いが強いです。

頭頂部の変化を確認できるとベスト

ただし、生まれつきつむじの渦巻きが目立たないという人もいます。つむじはげのセルフチェックは1度で終わらせず、現在の状態だけでなく、過去からどう変化したかどうかにも着目してみましょう。

進行度ごとに異なるつむじはげの対策方法

つむじはげの進行度別対策方法の紹介

軽度のつむじはげを対策する方法

軽度のつむじはげとは、頭頂部の薄さはやや気になるが地肌がまだハッキリとは見えない、およそ正常な状態に近い状態です。この場合は改善よりも予防が主となるため、日常的に始められる対策を取り入れてみるのがおすすめです。

軽度の薄毛・つむじはげにおすすめの対策方法
  • ヘアケア方法の見直し
  • 食生活の改善
  • 睡眠不足などの生活習慣の改善
  • 頭皮マッサージ
  • 育毛剤やスカルプケア商品の使用

頭頂部は血行不良になりやすいことから、血行促進に繋がるような生活改善がポイントです。
飲酒や喫煙も、脱毛物質を増加させる作用を持つ「アセトアルデヒド」を生成させてしまうため、血行悪化に繋がります。

また、間違った洗髪方法や自分に合っていないシャンプーの使用などが頭皮や毛髪に影響を及ぼしている可能性もあるので、日頃のヘアケアを見直しましょう。

軽度のつむじはげ・頭頂部の薄毛の対策方法

これらのセルフケアを試した上でもつむじ周辺の毛髪の状態に変化が見られず、AGA治療を行うにはまだ抵抗があるという場合には、医薬部外品の育毛剤から使用してみるのも方法の一つです。
育毛剤には発毛効果はありませんが、育毛剤に配合されている成分によって頭皮環境を整える効果や毛髪にハリやコシを与える効果への期待ができます。

今後のつむじはげの進行予防のための対策を行うのであれば、育毛剤でのケアを習慣化するのもおすすめです。

進行している重度のつむじはげの対策方法

進行しているつむじはげ

進行しているつむじはげ・頭頂部の薄毛とは、地肌が目立ち、つむじ部分の抜け毛やボリュームが少ない状態です。
AGAは進行性疾患のため年々症状は悪化し、気づいた頃には頭頂部を髪で隠すことが困難になります。

つむじまで薄くなっている状態の方は、早期の診断を受け、医師によるAGA対策が必要です。

つむじはげにおすすめの対策方法
  • AGAクリニックでのAGA治療
  • 発毛剤の使用

つむじはげや頭頂部薄毛を改善するためには、基本的にはAGAクリニックでのAGA治療を受ける必要があります。

一概にAGA治療とはいっても、内服薬や外用薬を使用する投薬治療や、頭皮に薬剤を直接注入する注入治療、自毛を採取して薄くなった部分に移植する自毛植毛など、様々なAGA治療法の中から選択することが可能です。

AGA治療を専門的に行っているクリニックでは治療薬や治療法が豊富で、抜け毛を抑えて薄毛を予防したい、新たに毛髪を生えさせたいなど、希望する治療効果に合った治療法・治療プランを提案してもらえるため、各々の症状や進行度に適した治療を行えます

また、AGA治療にも用いる有効成分が配合された「発毛剤」はAGAクリニックだけでなく市販で購入することも可能ですが、第一類医薬品に指定されているため購入の際には薬剤師の説明を受ける必要があります。薬局などで購入した場合、副作用等の症状が見られても自己責任となってしまうため、不安のある方や肌の弱い方などはなるべく医師の診察を受けてから使い始めるようにするのが望ましいです。

AGA治療の効果をつむじはげで実感するまでの期間

治療期間はあくまで個人差がありますが、一般的には6ヶ月程度で抜け毛の減少などの効果が現れるようになり、最低でも1年は治療を継続する必要があると言われています。

ただし、AGAは進行性の疾患のため、治療効果が見られるようになったからといってすぐに治療を中断してしまうと再びつむじはげの症状が進行・悪化してしまう可能性も高いです。医師と相談しながら適宜治療方針を見直しつつ、維持療法などに治療内容を切り替えながら根気強くAGA治療を継続することが推奨されています。

つむじはげの症状や薄毛の進行度によっても必要な治療期間は異なるため、一度医師に診察してもらった上で適した治療法などと併せて治療期間についても尋ねてみると良いでしょう。

つむじはげのAGA治療薬フィナステリド・デュタステリドの効果と副作用

フィナステリド

まずは、AGA治療に最も多く使用される有効成分であり、つむじはげの改善にも効果的な「フィナステリド」「デュタステリド」について、期待できる治療効果や副作用、主な治療費用相場などを以下にまとめました。

フィナステリド、デュタステリドによる治療効果・副作用
AGA治療法 内服薬
AGA治療薬名 【フィナステリド配合薬】
プロペシア、フィナステリドなど
【デュタステリド配合薬】
ザガーロ、デュタステリドなど
治療のメカニズム 頭皮に分布している還元酵素の「5αリダクターゼ」の働きを阻害し、5αリダクターゼが男性ホルモンのテストステロンと結び付かないようにすることで、脱毛の原因物質である「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を防いで抜け毛を抑える。
期待できる治療効果 抜け毛の抑制、薄毛の予防
起こり得る副作用 性欲減退、勃起不全、射精障害、精液量減少、肝機能障害、初期脱毛など
禁忌事項 女性、未成年の方、成分に対して過敏症の既往歴がある方など
主な治療費用相場※1 フィナステリド:3,112円 /月
プロペシア:6,833円 /月
デュタステリド:6,382円 /月
ザガーロ:10,068円 /月
※ 当記事でご紹介するクリニックの治療費用の平均を算出しています。

フィナステリドやデュタステリドが配合された治療薬を服用することで、頭頂部周辺の抜け毛を抑えてつむじはげを予防する効果に期待できます。

フィナステリドの効果と副作用を知りたい方はこちらの記事から詳しく知ることができます。

フィナステリド・デュタステリドは間接的に男性ホルモンに作用するため、性機能障害などの副作用が見られる場合もありますが、あくまで発現率が高いものではなく、治療を行ったからといって必ずしも起こる訳ではないので、リスクがあることを把握しておく程度で良いでしょう。

デュタステリドは、フィナステリドよりも作用する範囲が広く効果が高い分、副作用も高くなります。
デュタステリドを飲むうえでの注意点や、フィナステリドとの効果の違いはこちらの記事で解説しています。

また、どのAGA治療にも共通する副作用である「初期脱毛」は、治療効果によってヘアサイクルが整えられ、新たに健康的な毛髪が生えてくる前兆として一時的に抜け毛が増えてしまう症状です。一般的には10日~1ヶ月、長くても3ヶ月以内で治まると言われているので、そこまで気にし過ぎずに治療を継続するようにしてみてください。

AGA治療は内服薬から開始するのがおすすめ

フィナステリド・デュタステリドでの治療費用相場は用いるAGA治療薬の種類によって異なり、一般的には後発のジェネリック医薬品の「フィナステリド錠」「デュタステリド錠」の方が料金が抑えられている傾向にあります。

内服薬治療は初月0円から始められるAGAクリニックもあるので、料金面での抵抗をあまり感じずにAGA治療をスタートしやすいでしょう。

また、つむじはげ・AGAの治療には、フィナステリドやデュタステリドといった内服薬のほかに、ミノキシジルの外用薬や内服薬、注入治療も有効です。

つむじはげ・AGAの治療には、ミノキシジルという内服薬・外用薬が多く用いられたり、頭皮に薬剤を注入する注入治療や、植毛育毛もあります。それぞれ効果の感じ方や副作用に差があるので、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

つむじはげに注入治療・自毛植毛を用いた治し方

注入治療と自毛植毛

つむじはげを改善するためのより効果的なAGA治療として、AGA治療薬の内服・外用以外にも、薬剤を頭皮から直接注入する「注入治療」や、自毛の移植を行う「自毛植毛」などの施術を受けるという選択肢もあります。

それぞれの施術によって期待できる治療効果や副作用などを以下にまとめました。

注入治療による治療効果・副作用
AGA治療法 メソセラピー
HARG療法 など
治療のメカニズム 注射針や専用の医療機器を用いて、有効成分や成長因子、ミネラルやビタミン等の栄養素などが配合された薬剤を頭部に直接注入することで、脱毛の抑制と発毛効果を促す効果が期待できる。
期待できる治療効果 抜け毛の抑制、発毛の促進など(薬剤によって異なる)
起こり得る副作用※1 患部の赤み・かゆみ・痛みなど
禁忌事項 女性、未成年の方など
主な治療費用相場※2 33,000円~132,000円 /回
※1 注入治療に使用される薬剤の配合成分による副作用は含めていません。
※2 AGAスキンクリニックでの治療費用です。
自毛植毛による治療効果・副作用
AGA治療法 FUT法(ストリップ法)
FUE法(ダイレクト法)
ニードル法 など
治療のメカニズム AGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部から毛髪を採取し、つむじなどの気になる箇所に移植する。毛の総本数自体は変わらないものの、薄毛が目立つ部分をカバーすることが可能。
毛包ごと採取するため、採取部のAGAになりにくい性質を受け継いでおり、一度定着した後は定期的なメンテナンス等も必要ない。
期待できる治療効果 移植箇所の増毛
起こり得る副作用 採取部の赤みや痛み、ショックロスなど
禁忌事項 糖尿病の方、心臓病の方、精神的な疾患をお持ちの方など
主な治療費用相場※1 基本料金 220,000円
1グラフト~1,000グラフト 1,067円~4,290,000円
※1 AGAスキンクリニックでの治療費用です。

注入治療や自毛植毛は外科的な施術で行うAGA治療のため、専門医が在籍する一部のAGAクリニックのみで対応しています。

クリニックによって用いる薬剤や術式、医療機器などが異なり、施術時の痛みを軽減するための麻酔の使用の有無などの対応にも違いがあるため、具体的にどういった治療が受けられるのかは事前にチェックするようにしてみてください。

注入治療・自毛植毛は費用と期間が増す

ただし、注入治療や自毛植毛の治療費用はクリニックによって料金の差が大きく、施術が必要な分費用は高額になることが多いです。
注入治療は一度きりではなく複数回施術を行う治療プランも多く、回数分の費用が嵩みますし、自毛植毛は移植を行いたいつむじの範囲の広さや本数によっても料金が変動します。

該当するAGA治療を希望する場合には、しっかりと治療に掛かる総額を確かめた上で、自分の予算と照らし合わせて検討してみることを推奨します。

髪型によるつむじはげの隠し方とその他の手法

髪型によるつむじはげの隠し方

つむじはげや頭頂部が薄毛の状態では、外出時に周囲からの視線が気になってしまいます。しかし、AGA治療に即効性はないため、治療を開始してもすぐに効果を実感できることはありません。

日常的につむじはげや頭頂部の薄毛を隠せるワザとして、薄毛が目立ちにくい髪型を紹介します。

ソフトモヒカン

ソフトモヒカンは、トップの髪の毛を他の部分よりも長めに残していて、正面から見ると三角形のように見える髪型です。
ソフトモヒカンは頭頂部にボリュームが出るスタイルのため、つむじ部分の薄毛が目立ちにくいです。ドライヤーで髪を立ち上げるようにし、スタイリング剤を用いてふんわりと仕上げることでつむじはげを上手く隠せるでしょう。

オールバック

ツーブロックは、トップにだけ髪の毛を残し、襟足やサイドを短く刈り上げた髪型です。
ソフトモヒカンと似たデザインですが、一部を刈り上げて敢えて薄く見えるポイントを作ることで頭頂部の薄毛部分との差をなくすという、視覚的な効果も得られるのが特徴です。
ソフトモヒカンと同様にドライヤーを当てて髪を立ち上げ、ふんわりと整えるようにスタイリング剤を塗布してください。

ツーブロック

オールバックは、その名の通り髪の毛を全て後ろに掻き上げた髪型です。前から後ろへと髪を覆い被せるスタイルのため、つむじ部分の薄毛をカバーできるだけでなく、髪全体にボリュームを出すことも可能です。
根元にドライヤーを当てて髪を立ち上げ、前から後ろへと毛流れを整えながらスタイリングを付けるようにしてください。

ご紹介した3種類の髪型のほか、薄毛によるボリューム不足をカバーできる「パーマスタイル」や、つむじ割れが目立たないように思い切って髪を短くする「坊主」などもおすすめです。

髪型以外でつむじはげや頭頂部薄毛を上手く隠す方法

明るいヘアカラーで地肌との色の差をなくす

つむじはげを上手く隠すためには、スタイリングだけでなくヘアカラーもおすすめです。

特に明るめのカラーをした場合、肌の色との差がなくなり境目が曖昧になるため、髪の毛と地肌が同化しやすく薄毛が目立ちにくくなります。

増毛パウダー・ヘアスプレーで地肌を隠す

AGAや薄毛が進行していてつむじ部分を隠せる髪の毛が少ない場合には「増毛パウダー」や「ヘアスプレー」を用いて地肌を隠してしまうのも一つの手です。

頭皮にパウダーをふりかけたりスプレーをするだけなので手間がかからず、一時的につむじはげを隠したい時に有効です。

髪をセットする際に用いるスタイリング剤・整髪料や、地肌を隠すために使用する増毛パウダー・ヘアスプレーが地肌や毛髪に付着したまま残ってしまうと、毛穴を塞いでしまったり髪にダメージを与えてしまったりと、薄毛が進行するリスクが繋がる可能性があるので注意が必要です。

スタイリング剤などを使用した際にはいつもより念入りにシャンプーなどを行い、地肌や毛髪への負担を与えないように丁寧なヘアケアを心掛けてください。

髪型を工夫しながらつむじはげや薄毛をAGA治療していくこと

髪型やヘアグッズの対策は一時的であり、この先の薄毛の進行が食い止められるものではありません。

実際は、頭頂部のつむじ部分の毛髪が薄い、他の部分より細い・短いなどのつむじはげだと判断できる症状が見られる際には、AGAが進んでいる場合がほとんどです。AGAは進行性の疾患のため、隠すことにこだわるよりも早期に治療を開始できるかどうかで、1年後、5年後、10年後の自分の見た目は大きく変わっていきます。

現在AGA治療ができるクリニックでは診察料やオンライン予約料が無料な場合が多いため、まずは医師へ頭頂部の状態を診てもらい、早期の対策へと踏み出しましょう。

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